次の文を訳してみよう!
| Lake Gatun was flooded in 1913 to create the Panama Canal that connects the Atlantic and Pacific Oceans. (主語または主部 と 動詞 に色を付けています。) 引用元:News in Levels https://www.newsinlevels.com/products/saving-the-panama-canal-level-3/ |
長文をまずは分解しましょう。 そしてそれぞれを自分なりに訳してみましょう。
①Lake Gatun was flooded in 1913
ガトゥン湖は、1913年に(人間によって意図的に)氾濫させられた。
②to create the Panama Canal
パナマ運河を作るために
③[Panama Canal] that connects the Atlantic and Pacific Oceans.
[そのパナマ運河は] 大西洋と太平洋を結ぶ。
全訳:
1913年、大西洋と太平洋を結ぶパナマ運河を作るために、ガトゥン湖は氾濫させられた。
管理人の感想:
1文が長い時は、まずは 動詞を探します。
本文では 候補となる動詞は was flooded です。
be + ed の形ですので、受け身 ですね。だから flood は動詞と予測しなければなりません。
flood は洪水・氾濫という名詞ということは覚えている人も多いと思いますが、
動詞の意味もあるようです。
英単語の意味なんて全部知っている日本人の方が少ないでしょう。
分からない単語が出てきたら 想像するしかありません。
分かっている知識から想像していきましょう。
例えば、洪水する あるいは 氾濫する としてみましょう。受け身だから
洪水される あるいは 氾濫される という訳が予測できそうです。
でも 本文ではまだ適切ではなさそうです。
何故 不適切に感じるのか? それは 主語が 湖だからです。
ガトゥン湖は洪水される
ガトゥン湖は氾濫される
どちらの場合も日本語には馴染まないのです。
だからもっと想像しましょう。
flood の意味を
洪水を引き起こす あるいは 氾濫させる と使役の意味を込めてみましょう。受け身だから
洪水を引き起こされた あるいは 氾濫させられた という訳が予測できました。
なんか 本文の趣旨にはまってきたように感じました。
ガトゥン湖を氾濫させることで 大西洋と太平洋を結んだ と。
NiL本文には、ガトゥン湖に関しては他の記事は無いので
湖の水を氾濫させてまでパナマ運河を作ったのかなぁ と思いましたが、史実は不明です。
(詳しいことを御存じのかたは、メールにてお教えください。)
また、本文では 関係詞 that が見えていますね。
文中に出てくる that はいろいろな意味がありますが、
今回は that を Panama Canal で置き換えるだけで、1文が綺麗に出現しましたので
関係代名詞(名詞的用法)と理解しましょう。
次の単語の意味を考えよう!
link (something what connects two things)
2つのものを結びつける何か
global trade (when countries do business with each other)
国が相互にビジネスをすること
